♠車の保険のお話 任意保険 対物賠償保険とは?

対物賠償保険って何?

前回お話した対人賠償保険は交通事故などで『他人』にケガをさせてしまったり、死亡させてしまったりした場合に補償をされる保険でした。

対して、対物賠償保険は交通事故などで『他人の財物』に損害を与えた場合に補償される保険になります。

例えば、

・わき見運転していたら他人の家の塀に車で突っ込んでしまった。

・信号待ちで止まっている車に後ろから追突してしまった。など

対物賠償保険では、相手の車の修理代や家の塀などの『物』の保証をしてくれます。

以前話した自賠責保険は物に対しての補償は一切ないので、対物賠償保険に加入していない場合は、損害を与えてしまった物の修理代などは、全額自腹で支払う必要が出てきます。

対物賠償保険は、・500万・1000万・無制限など、いくつかの補償限度額から選ぶことができますが、基本的には無制限に加入していた方が望ましいかと思います。

保険金額は過失割合によって変わる

対物賠償保険で支払われる金額は、対人賠償保険の時と同じように自分の過失部分だけが相手に支払われます。物損事故の場合自賠責保険が適用されないことを除けば、対人賠償保険の時と同じ考え方で大丈夫です。

物損事故例

・対人賠償保険契約額 1000万円

・相手方の損害額 500万円

・加害者(契約者)の過失割合80%

被害者の損害額×加害者の過失割合=対人賠償保険の支払い額

500 ×  0・8    =400

被害者に400万円の保険金が補償されます。

この場合は相手への賠償金額が400万円で、対物賠償保険の契約額が1000万円だったので問題はなかったが、これが相手への支払いが1500万だったとしたら契約額の1000万円を超える分500万円分は自己負担になります。

アクセルとブレーキを踏み間違えたと言って、お店に突っ込んでしまったというニュースをたまに見ることがあると思いますが、その場合高額な請求をされる場合もありますので、対物賠償保険も無制限で契約しておくことをお勧めします。