今、流行りのドラレコを調べてみました。
SDカードって消耗品って知ってますか?
ドライブレコーダーは、取り付け後はユーザーが何もすることがなくても、勝手に映像を撮り続けてくれると思いがちですよね。
でも、実はドライブレコーダーにもメンテナンスは必要です。
特に注意が必要なのが「SDカード」です。
現在、多くのドライブレコーダーで利用されているのが、「microSDカード」。
中には、microSDカードは永久に使い続けられるもの、と思っているユーザーの方も多いようです。
でも、一般的なmicroSDカードは異常が発生しやすいもの。
特に自動車の車内という過酷な環境下では、ビデオカメラやデジタルカメラなどで、使っている以上に壊れやすいです。
microSDカードは定期的に交換が必要
ドライブレコーダーの仕組みを簡単に説明します。
ドライブレコーダーは、小さなビデオカメラのようなものです。
大きな違いは、ドライブレコーダーでは、動画を「撮り続ける」こと。
一般的なビデオカメラは、ユーザーが動画を撮りたいと思ったときに、録画のスタートボタンを押し、数秒から数分、長くても数十分くらいを撮ります。
一方で、ドライブレコーダーは、自動車のエンジンがかかると自動的に電源が入り、録画がスタートします。
自動車を運転している限りは、ずっと録画している状態なのです。
そんなドライブレコーダーで撮影した動画データは、本体に挿入したmicroSDカードに記録されていきます。
当然、microSDカードの容量には限界がありますが、ドライブレコーダーでは、まるで限界がないかのように撮り続けます。
何故かと言えば、限界に達する前に過去の映像を、消していきながら、新たな映像を上書き記録していくからです。
ここが、一般的な使い方をしているビデオカメラとの最大の違いになります。
例えば、容量が16GBのmicroSDカードを使っている場合は、数時間ごとに映像データが上書き=書き換えされていきます。
この上書きや書き換えは、microSDカードにとっては負荷になります。
何度も書き込むことで、microSDカード内の素子が少しずつダメージを受けて(消耗)していき、いずれエラーが発生したり、記録出来なくなったりします。
そのため、定期的に新しいmicroSDカードに交換する必要があるのです。
続く