雨の日の視界の確保に大切なワイパー。ワイパーゴムが劣化していると、スジが出来たり拭き残しが出たりし、良好な視界が確保されません。
雨や雪でワイパー使用頻度の多い日本では、ワイパーのメンテナンスは大切です。
まずはワイパーの形状や種類について。
ワイパーの形状の種類
・トーナメントワイパー
大きなフレーム1つと、小さなフレームを複数組み合わせ、トーナメント表のような形状をしており、曲面が多いガラスの拭き取り能力が高いワイパー。廉価モデルを中心に、もっとも多くの車種で採用されているワイパーです。
・フラットワイパー
ワイパーゴムとブレード(フレーム)が一体化したタイプ。ガラス面に均一な圧力をかけることができ、拭き取り能力が高く、エアロデザインで空気抵抗を発生させて高速走行での浮きを抑制するワイパー。ワイパーゴムのみの交換ができないタイプもあるため確認が必要。
・デザインワイパー
トーナメントワイパーとフラットワイパーの良いとこ取りしたワイパー。ワイパーブレードが樹脂で覆われたエアロフォルムで人気の高いワイパー。
ワイパーブレードやワイパーゴムは、車種によって長さや形状が異なりますので、適合表などをチェックしながら自分の車種に適合したワイパーを選ぶことが大切です。