ヘッドライトとは、車体の前方にあるメインライトです。
ヘッドライトは、夜間や雨の日、トンネルの中など、視界が悪い時に周辺を照らしてくれる重要な役割を担います。また、視界を確保するのと同時に、周囲の人や対向車線の車に、自分の存在を認識させるという役割も果たしています。
そんなヘッドライトには3種類のヘッドライトがあります。
3種類のヘッドライトについて特徴や違いなど説明します。
ハロゲンランプ
ハロゲンランプは、車のヘッドライトに使用される最も一般的な光源です。
色は、淡い暖色系で、発熱量が高いという特徴があり、ヘッドライトの上に雪が積もっても、その熱で溶かしてくれるというメリットがあります。
ただし、この熱が原因でライト内部に汚れが焼き付くことがあるので注意しましょう。
寿命は約3年
HIDランプ(ディスチャージライト)
1990年代に実用化され、日本語名で高輝度放電ランプともいいます。
少し青みがかった発光色が特徴で、ハロゲンランプより3倍も明るく、寿命も長いのですが、その分金額も高いです。
寿命は約5年
LEDランプ
発光ダイオードを使用したヘッドライトです。
2007年と比較的最近に登場しました。
発光色は白く、発熱量もハロゲンランプやHIDランプと比べると多くありません。
寿命は約15年と長く、消費電力も非常に少ないという特徴があります。
3種類のランプにはそれぞれの良さがあり、まさに適材適所のランプです。
「ハロゲン」「LED」「HID」ランプの3種が現在の自動車のヘッドライトの主流となっていると言えます。