フロアマットは本当に必要なのか、その答えは「必要」です。
せっかく高い車を買ったのなら室内を清潔に保ちたい、というのは当然思う所です。また車内に高級感が感じられ乗り心地も良くなることから、満足度の高いオプション装備です。
なぜ満足度が高いのか理由をお伝えします。
車内が汚れにくくなり清潔になる
車は靴を履いたまま乗り込むため、土足禁止にしている方でも、少なからず汚れが付きます。床に付いた汚れを完璧にキレイにするためには、掃除機を使ったり、雑巾でゴシゴシ拭く必要があるため、それなりに時間もかかってしまいます。
フロアマットを敷いていれば、フロアマットだけ掃除をすれば良いため車内をいつでも清潔な状態にできます。万が一ジュースをこぼしてシミになった場合でも、フロアマットを交換すれば、元のキレイな車になります。
高級感があり質感がアップする
フロアマットは車内の質感向上に欠かせません。
家にもカーペットやラグを敷いていれば、気持ちがリラックスして満足感を得られるように、車内にもフロアマットを敷いていると長時間の移動も楽しいひと時に感じられます。
純正フロアマットは車名プレートが付いているものが、ほとんどなので、高級感では申し分ありません。
走行の振動を抑え乗り心地が良くなる
フロアマットを敷いていると乗り心地が良くなるという実用的な理由もあります。
路面の振動はタイヤからフレームへ直接伝わり、運転中に足を置くフロアにも振動がそのまま足に響くことになります。フロアマットはフレームと足の中間に位置し、クッションの役割を果たすため、小さな振動はそのままフロアマットが吸収してくれるようになります。
厚みのある高級フロアマットはその恩恵がハッキリと分かるため「フロアマットは値段の高いものを使用する」という方も多いです。
事故防止につながる
雪や雨の日は車内に水分が入るため、車内の床が滑ることがあります。フロアマットを敷いていると水分を吸収してくれるため、踏み間違いや踏みすぎによる事故を防ぐことができます。子供を乗せる機会がある方は転倒する危険性がありますが、クッション性のあるフロアマットを敷いていると万が一のケガを防ぐことができます。
フロアマットの種類は大きく分けて2つ
フロアマットは絨毯のような高級感がある起毛タイプと、防水性能の高いラバータイプに大きく分けられます。
車内に高級感を求める方は起毛タイプ、機能性を求める方は汚れてもすぐに水洗いできるラバータイプがおすすめです。
起毛タイプのフロアマット
毛足が長い絨毯のようなタイプから、布のようなカーペットタイプまで、高級感のある素材が使われています。
純正品のフロアマットのほとんどは起毛タイプです。
使い勝手はラバータイプに劣りますが、高級感は抜群で、チェック柄やストライプ柄など豊富なデザインがあるのも特徴です。
厚みがあるためクッション性も良く、乗り心地改善のために起毛タイプのフロアマットを購入する方もいます。
ラバータイプのフロアマット
価格の安さや使い勝手の良さを求める方におすすめなのが、丸洗いできるラバータイプのフロアマットです。
アウトドアが趣味の方、子供やペットがいる方はラバータイプのフロアマットを使っているケースが多く、デザイン性よりも実用性が高いフロアマットです。
予算やセンスに合わせて幅広く検討しましょう。