オイル交換をサボると何が起こる?プロが解説します!

こんにちは。狭山市の田中モータース、代表の田中です。
お客様からよくいただく質問に「オイル交換って本当に必要なの?」というものがあります。
今日は整備士目線で、エンジンオイルを交換せずに放置するとどうなるのかを分かりやすくお話します。


1. エンジンの“血液”がドロドロに…

エンジンオイルは車にとって血液のような存在。
走るたびに汚れを吸着し、潤滑や冷却の役割を果たしています。
交換をサボるとオイルが真っ黒に劣化し、ドロドロ状態で性能が低下
結果としてエンジン内の摩耗が早まります。


2. 燃費が悪くなる

潤滑性能が落ちると、エンジンが「重い動き」になってしまいます。
その分、アクセルを踏んでも燃費が悪化。ガソリン代が余計にかかってしまいます。


3. 最悪の場合はエンジン故障

長期間オイル交換をしていない車を整備すると、
スラッジ(ヘドロのような汚れ)が内部にこびりつき、エンジンが焼き付くことも…。
修理には数十万円かかることもあり、「オイル交換をしておけばよかった」と後悔される方も少なくありません。


4. オイル交換の目安

  • 走行距離:5,000kmごと

  • 期間:半年ごと

このどちらか早い方で交換するのが安心です。
特に軽自動車や短距離走行が多い方は、早めの交換をおすすめします。


まとめ

  • オイル交換をサボると 摩耗・燃費悪化・最悪エンジン故障 に繋がる

  • 5,000kmまたは半年ごとの交換が目安

  • 早めの交換が、結局は一番の節約になる

田中モータースでは オイル交換だけのご来店も大歓迎 です。
「最近交換したか忘れちゃった…」という方は、ぜひ一度お気軽に点検にお越しください!

夏に車のエアコンを効率よく使う方法

こんにちは。狭山市で自動車整備工場と新車リース販売を行っている田中モータースの田中です。
まだまだ暑い日が続いていますね。お客様からも「車のエアコンが効きにくい」「燃費が落ちている気がする」といった声をいただく時期です。今回は、夏に快適に車を使うためのエアコン活用法を整備士目線でお伝えします。


1. 走り始めは「外気導入+窓開け」で一気に換気

炎天下に駐車していた車内は、50度以上になることもあります。
そんな状態でいきなりエアコンを内気循環にすると、熱い空気をずっと回してしまうため効率が悪くなります。
走り出しは 窓を少し開け、外気導入で熱気を逃がす のがポイント。数分で一気に涼しくなります。


2. 内気循環に切り替えて冷気をキープ

車内の熱気がある程度抜けたら、内気循環モードに切り替えましょう。
外からの熱い空気を遮断し、冷えた空気を効率的に回すことができます。これで燃費への負担も軽減されます。


3. エアコンフィルターをチェック

「冷えが悪い」と感じたとき、意外と多い原因が エアコンフィルターの汚れ です。
ホコリや花粉が詰まっていると風量が落ち、冷却効率が下がります。1年に1回、または1万kmごとの交換をおすすめします。


4. 直射日光対策も効果的

サンシェードやスモークフィルム、日陰駐車など、車内温度を上げない工夫も大切です。
整備の現場でも「車の状態を良く保つ一番の秘訣は“負担を減らすこと”」だと日々実感しています。


まとめ

  • 走り始めは外気導入+窓開けで熱気を逃がす

  • 冷えたら内気循環で効率アップ

  • エアコンフィルターは定期交換が必須

  • 直射日光対策で負担軽減

この夏も快適で安全なカーライフを送っていただけるよう、当社でも エアコン点検・フィルター交換 を承っています。
「最近エアコンの効きが悪いな」と感じた方は、ぜひお気軽にご相談ください。