♠12ヶ月点検はやらないとダメ?

12ヶ月点検とは

車には、車検(24ヶ月点検)とは別に12ヶ月点検というものがあります。この点検は車に故障個所がないか・安全に走行できるか確認するために1年に1回点検するものになります。

12ヶ月点検は必須?

12ヶ月点検は法律で定められているものになるので受ける必要があります。しかし、点検をしていないからといって、特別罰則があるわけではございません。なので、『罰則がないならいいか』、『車検の時に点検するならいいか』と考える人も少なくありません。ですが、もしもの場合の安心・安全を考えるのであれば点検は受けることをお勧めさせていただいております。また、点検を受けていないとメーカー保証を受けられない場合がございますのでご注意下さい。

車検との違い

12ヶ月点検と車検の違いは、車検は公道を走るために必要な資格をとるための点検。12ヶ月点検は車を安全に走行できるか確認するための点検です。点検項目も12ヶ月点検は26項目、車検(+24ヶ月点検合わせて)は76項目になります、12点検の項目は24ヶ月点検の項目の一部を行っているので、12ヶ月点検をせずに24ヶ月点検で済ますことも実質可能となってしまっています。

点検のメリット

12ヶ月点検を受けることにはいくつかメリットがございます。1つ目に12ヶ月点検を受けていると、点検項目に該当する箇所の不具合や故障が起きた場合はメーカー保証がうけられます。2つ目は、整備不良等の可能性で事故が起こった場合、運転手の法的責任が軽くなる可能性が高くなります。最後に3つ目は、点検を受けメンテナンスノートに記載がされていることにより、下取り等で売却する場合査定金額が上がる可能性があることです。年式・走行距離などが一緒の場合ちゃんと点検を受けている車と、受けていない車で安心感が変わってくるためです。どうせ売るなら高く買い取っていただきたいですよね?

最後に

繰り返しになりますが、12ヶ月点検は法律で定められており運転手の義務になります。罰則がないからと言って受けなくていい理由にはなりません。命を預ける乗り物なので安心・快適に乗っていただけたらと思います。当店でもしっかり点検をさせていただいていますので気になる方はご連絡ください。