冬場の寒い時期に重宝されるシートヒーター。エアコンが温まる前に温まれる、ありがたい機能。
メリットとデメリットを調べてみました。
車のシートヒーター
シートヒーターとは、車のシート(座席)にヒーターが取り付けてある暖房設備の事です。いままで、車の暖房器具といえばエアコンが基本ですが、エアコンは温まるスピードが遅く、温風が当たらず寒いと感じる人もいました。そこで、エアコンだけではなく、シート自体を温めようという考えによって、シートヒーターが開発されたのです。
メリット1
シートヒーターの一番のメリットは、エアコンと違いすぐに温まることです。モノによっては約1分ほどで、温まりますので、便利です。
メリット2
シートヒーターは、個別でスイッチを切り替えることができます。エアコンには「人によって体感温度が違う」という問題があります。
運転手は寒くてエアコンを入れたけど、搭乗者は暑くてエアコンを入れてほしくない、というように、人によって暑さ寒さの感じ方が違うのです。
片方に合わせるともう一方は我慢するしかなく、快適な運転とはいかないでしょう。ですが、シートヒーターなら個々で温められるので、そのような心配はありません。
メリット3
シートヒーターは、背中が触れることで、背中からじんわりと温めてくれるのです。感覚としてはホッカイロなどと似たような感覚でしょうか?
背中全体を温めることによって、体全体が温かくなり、それによって、シートヒーターに当たらない前面まで温かく感じるのです。
デメリット1
シートヒーターの電源は車から摂取します。
そのため、シートヒーターを使用することで、燃費がかかってしまいます。
もちろん、莫大な燃費が必要というわけではありません。どちらかといえば燃費は微々たるものです。ですが、エアコンとシートヒーターを同時に使用することで、燃費の消費も早くなってしまうことでしょう。
燃費を考えるなら、どちらかだけにした方がいいでしょう。
デメリット2
シートヒーターは、じんわり温め、ついつい眠くなってしまうという人もいることでしょう。ですが、そのまま眠ってしまうと大変危険です。居眠り運転は大事故のもとですので、眠らないよう注意する必要があります。特に、冬の朝は、寒いだけではなく眠くもあります。寒いからといってシートヒーターを入れると眠ってしまう可能性もありますので、起きている自信がない人は絶対やめましょう。
寒さに負けないためにも、是非、シートヒーターを考えてみてください。