♥2WDと4WDの違いとは?

2WDと4WDは、住んでいる環境や走行シーンによってどちらを選ぶべきかが変わってきます。2WDと4WDの違いを明確に理解している人は意外と少ないのではないでしょうか?

それぞれの特徴や違い、燃費、を説明させて頂きます。

2WDと4WDの違いは走行シーンであらわれる

2WDや4WDは車の駆動方式のことで、「運転のしやすさ・悪路走行のしやすさ」といった、車の走行性能に関わってくる大事な部分です。

2WDが向いている走行シーン、4WDが向いている走行シーンといった順番で特徴をご紹介していきます。

2WDは市街地走行で力を発揮!軽量で燃費も良い

日本で走っている車の多くは「2WD」と呼ばれる駆動方式です。

2WDとは、エンジンによって回転するタイヤが2つある車の事を指します。車には4つのタイヤが付いていますが、前にエンジンを積んでいて、前輪を回すタイプを「FF」、前にエンジンを積んでいても後輪を回すタイプを「FR」などと呼びます。

日本では主に、2WDの「FF」型が主流とされており、市販されている車のタイプもFF型が多いです。

FF型はエンジン付近に必要なパーツを搭載できるため、車内空間をゆったり取ることが出来ます。さらにデザイン性に影響しないため、車種も豊富で価格も他のタイプと比べて安く抑えられているのがポイントです。

4WDは悪路でも走行しやすい雪道や山道でも心強い

4WDとは、エンジンによって回転するタイヤが4つある車のことです。つまり2WDとの大きな違いは、「エンジンによって回転するタイヤの数」となります。

雪道や山道など、一般的に悪路と呼ばれる環境を走行する機会が、多い人は、4WDを選ぶとよいでしょう。

しかし、4WDはエンジンからタイヤに力を伝えるパーツを多く積まなければいけないため、2WD車と比較して総重量が重くなりがちです。その結果、2WDと比べて燃費が悪くなってしまうことがあります。

ただし、近年の4WDは燃費性能も大幅に向上しており、あくまで、2WDと比較すると燃費面で劣るというだけです。年式の新しい4WDなら、極端に燃費が悪いということはありません。

ここまで2WDと4WDを比較してきましたが、街乗りメインという人なら、燃費が良く価格も比較的安価な2WD車で十分だと思います。